以前我が家で使用していたアロマオイルを思い出し無償に使いたくなりました。ここ殺風景な施設では気晴らしに自由に庭に出て美味しい空気を吸うこと等が出来ません。例えば我が家の庭ではローズマリーの枝をを触ってその香りを嗅ぐことができました。ラベンダーの香りも懐かしい。ハーブ類は私の生活の中で気持ちを安定させ勇気付けてくれる重要な役を占めていました。ここでもディフューザーを買いその香りに助けられています。ある記憶を呼び覚ます作用もあるので気分が鬱の時にその香りを思い出すだけでも治療になっているようです。勝手にアロマセラピーをしているらしい。施設暮らしでは時間がたっぷりあるので「アロマセラピー」について勉強してみようと思い当たりました。
自分は車椅子を使う障碍者なので外の講習などには出かけられません。ネットと自分の記憶に頼り勉強してゆこうと思います。
まずラベンダー:「ラベンダーの香りには、リラックス効果があります。 これは自律神経に対して、副交感神経を交感神経よりも優位にさせる働きがあり、脳波に対してはリラックスした状態で出るα波を増加させる働きがあるためです。 また、ラベンダーの精油には抗不安作用があることもわかっています」(ネット検索)ラベンダーの苗は高温多湿の日本では育てるのが難しい。我が家でも上手くいきませんでした。梅雨の間に鉢植えのラベンダーの葉が黴てしまったのです。梅雨のない北海道の富良野では大きな広い畑があり有名です。隣町に「カリス」(http://www.charis-herb.com/shop/)というハーブの苗等、ハーブの精油等を販売している店があり足しげく通いました。
ローズマリー:ローズマリーは、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名マンネンロウの漢字表記は「迷迭香」であるが、これは中国語表記と同一である。小さく細長い葉に、甘く爽やかな芳香があるのが特徴。生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬として用いる。肉料理との相性がよく、香りづけや臭み消しに使われる。花も可食。 (ウィキペディア)これは我が家の庭に合っていたらしくふさふさと育っていました。沢山収穫できたら枝をまとめてリースにしていつまでも使えます。その葉を千切りチキンに塗して焼くと香ばしい香りがたまりませんでした。新じゃがにも塗して油でいため焼くと相性抜群でした。葉は乾かしかなり長い間保存できます。乾いた葉をサシェセに入れて箪笥の服の間に入れれば防虫剤になります。沢山収穫できたら袋に入れてお風呂に入れても爽やかな香りを楽しめます。
「20世紀初頭、フランスの化学者ルネ=モーリス・ガットフォセは、 研究中にヤケドを負い、とっさに側にあったラベンダーの精油に手を浸した事をきっかけに精油の研究を始め、さまざまな論文を発表しながら、「アロマセラピー」という言葉を作りました。(ネット検索)」若い頃留学先の英国の友達の家庭を訪問した時ポプリ(https://greensnap.jp/article/10016#google_vignetteという香りの作り方を教えてもらいました。これはNHKでお馴染みの広田せい子さんの紹介で今では日本でもお馴染みになっており誰でも作れます。例えば薔薇が沢山手に入って、花が枯れ始めたらその花びらをむしってガラスの器等に盛るのです。しばらく蓋をせずにそのままにしておくと花弁は乾いてパリパリになります。花びらの色は褪せないまま。そうして溜まった花びらに精油を掛ける・まぶしておくのです。薔薇の精油を塗せば香る花びらのポプリが出来上がります。部屋がほんのり香り気持ちが明るく軽やかになります。自分の経験からセラピーを取り入れて欲しいのです。ここで何も出来ずにどこにも行けず鬱々とせざるをえない入居者達に少しでも明るくなって欲しい。何でも施設でアロマセラピーを取り入れるのは上の(上層部の)職員の理解が必要なのだそうです。このセラピーの重要性を理解してくれない職員もいると思うので、少しずつでも理解してもらえるようにこのブログを公開します。自分の部屋が心地良ければ心地良く暮らせます。その位の協力は欲しいのですが・・・。
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