健康的な生活しようと思うなら日光浴は出来るだけ実行して欲しい。特に高齢者は一旦施設に入ると通院、勉強会以外には自由には外出はできなくなります。そう決められている訳ではないのですが、介護員の数が少ないのでそれが出来ないのが実情です。でも考えてみてください。「檻」に入れられた動物だって自由に動きたいはず。ましてや我々人間達は自由を知っている「動く」物なので拘束されるのは心的苦痛です。何よりも広々とした空の下で温かい日差しを身体に感じて「気」を巡らせることが出来たらどんなに良いことでしょう。辛いことも嫌なことも温かい日差しと柔らかな風が慰めてくれるに違いありません。幸せホルモンが分泌されて幸せな気分になります。これをセロトニン効果と言います。日光にはそんな力があるのは誰でも知っています。ましてや介護に携わる人は知っているはずで「鬱」も嘘のように消えます。自分も施設に入る以前は心が重くなり荒んでくるとと太陽を浴びるようにしていました。人間にも光合性が必要なんです。余りに過度な紫外線は避けるべきですが適度の紫外線は必要です。掌の平に30分だけでも十分だそう。入浴と同じ位重要な健康維持法です。入居者の健康を守るのが施設の役目なら、日光浴は是非実行して頂きたい。日照時間が長い日本では全国の介護施設で必修科目・ルーティンにするべきではないでしょうか?
これは介護員の手が足りれば出来ることなのでボランティアを募ったりして是非実現して頂きたい。病気の予防にもなり医療費の節約にもなります。御年寄り達を是非「檻」から自由にしてあげてください。動物愛護の精神と同じです。
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