このような名前のボランティア団体があると友達が教えてくれた。会員になると、行きたい所へ連れて行ってくれるそうで買い物、食事、展覧会、音楽会、公園散歩等、希望の場所に車椅子でも同行してくれるそう。まだ試していないので何とも言えないが、自分もこんなグループを立ち上げようかと考えたことがある。現時点(2024年)では車椅子に対応してくれるタクシーはほとんどない。タクシー業界では車椅子に乗った客を乗車拒否するのは違反になるのだが、実際は運転手に負担がかかるのでほとんど拒否されている。実際、車椅子を扱うには基本的な車椅子の知識がないと無理。まず10~20㎏の車椅子を車から降ろし、自動車を止めて、車椅子を押しお客に同行しなければならない。もし客に介護員が付き添っていなければ、タクシー運転手が車椅子を動かすしかない。介護の資格を持っている人でなければ車椅子を扱えないし同行も出来ない。介護の資格を有しているタクシー運転手はほとんどいないのが現状。個人経営で同行も送迎もしてくれる業者もいるが、数は少ない。自分が会員になっている会でお世話になっているので、どうしても必要な通院、会議等へに出掛ける時はここでお世話になる。顔見知りになっているので電話1本で気軽に相談できる。料金は時間制なので会費と時間毎の料金と交通費。施設暮らしでは、人として世界が狭くなるのが嫌で、公園、植物園、食事、音楽会、展覧会などに出かけたい。こうした文化活動は人間として必要なのに、「じっとしていろ」と規定されるのはいかがなものであろう?施設は人の生活を豊かにするべきものでなければならないのに、生活の質(QUORITY OF lIFE)が貧しくなるのは本末転倒と思う。入居者達は「危ないから」とやることなすこと禁止され、心まで委縮してくる。折角の老後の楽しい時間を楽しめない。確かに施設は集団生活だから個人の要望は二の次になる。介護員には介護が必要な時だけ動いてくれれば良い。介護される分だけ不自由になるのは可笑しくはないだろうか?不要な時は放っておいて欲しい。特にお年寄り達はそうだと思う。未経験な幼稚園生ではないのだから。中途半端に手伝ってもらうより自由の方が好ましい。
出来るだけ外の空気・社会に触れ社会性を忘れないでいたい。言葉使いにも気を付け相手を気遣う礼儀も大切。幸いなことに毎週末に学生時代の頃からの友達とZoom会議があるし、月1回の仕事仲間達とのZOOM会議があり、夜中すぎまで話は尽きない夜もある。世界情勢、世間話で時間を忘れる。こうした事が出来るようになった現代の世相を批判する人もいるが、IT時代の恩恵を有難く思う。親しい同世代の友達と、画面を通してでも逢えるので、辛うじて元気で過ごせている。
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