食べる

ブログ

    施設暮らしでの一番の楽しみは3度3度の食事。施設ごとに違うと思うが凡そ見当がつく。ある施設の朝食にはパン(トーストではなく、生食パン)が供された。他ではご飯。味噌汁。魚か肉の総菜。季節の野菜の炒め物か朝漬け。牛乳かヨーグルトそんなとこ。体重が500gでも多くなると体の動きが鈍くなるから太りたくないのでご飯(糖質)には殆ど手をつけない。ここでは殆ど動かないので運動不足。高齢になると多かれ少なかれ成人病(糖尿病、コレステロール上昇等)の症状が出てくるので少しでも体が軽くなると気分も良い。腹八分目が良い。暫く粗食を続けると満腹感は厭わしくなる。不思議。世の中には最低のカロリー(約800カロリー)すら取れない子供達が多く、生まれても栄養不足で早死してしまう。自分は誰からも略奪・搾取もしていないのに食べられない人達のことを聞くと何故か罪悪感に苛まれてしまう。その他、国を追われて難民になり彷徨う人達。家も家族も仕事も失い日々の食事にも事欠いている人々。世の中には飢える人達がいるのだ。自分は幸いなことに飢えを知らない。自分に出来ることは自分が少ない食を奨めることしかない。粗食で健康であれば医療費の節約にもなるし、病気を未然に防げる。国民一人一人が食量摂取量を減らせば食料やエネルギーの輸入量も減らせるはず。食品ロスも減らすことが出来る。医療保険を少なく出来る。これから来る「人口爆発、食料難」の時代に備えられるだろうし又戦争も回避できるかもしれないのだ。

    死ぬ前に1番食べたいものは?と聞かれ「うなぎ」「鮨」「ステーキ」等と答えるのが常だがこれは切りがない。我々高齢者達は慎ましく世の片隅であの世へ旅立つのを待つしかないのだ。美味しかった思い出を呼び起こすのは楽しい。美味しい話を聞くのも楽しい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました