今年の夏は昨年にも増して暑い。昨年国連では「沸騰の夏」と発表している。人間は環境に慣れて行く動物だから、年々少しずつ慣れていくようでこれも怖い。体温より高い気温の中で極普通の生活が出来るのかしら? 医学的にはかなりのストレスがかかる。熱中症で多くの人達が救急搬送される毎日。死者の数も増えている。
一昔前、我々高齢者が少年・少女だった時代(昭和20年代)の夏はむしろ快適な季節だったようだ。朝・夕は気温が下がり「夕涼み」という言葉通り一風呂浴びて日中の汗を流し、浴衣に着替えてほっと縁側に座り、軒先に吊るした風鈴の音を聴きながら線香花火などをして遊んだものだ。スイカを割り、皆で頂いた記憶がある。エアコンなど使う必要がなかった。せいぜい扇風機。木造の家は窓が多く窓を開けてさえいれば心地よい風が吹き抜けたものだ。夜も夜風に包まれて眠った。
この夏(この数年の)は連日ニュースになるように「猛暑・身に危険な暑さ」のアラートが出る。国連はこの世界的な猛暑は「人為的なもの・人間の活動が原因で起こる暑さ」だと言う。 工場などから排出される二酸化炭素が主な原因であるからH2Oを減らすよう呼び掛けている。 昨日の気象予報で次のように分析している。気象庁の分析では 高温の理由に
①偏西風が北よりの高気圧。 ②日本近海の海面水温が高い。 ③西風によるフェーン現象を上げている。
この他にも都市化・過密化の問題もある。我々が使用する電気も温暖化の原因になる。ある人(アメリカ在住)が日本に来て「日本の暑さは身体に纏わりつくつくようで、世界にも類をみない」って。

世界中の科学者が協力して100年先の未来を予想したところ、このまま地球温暖化を防ぐ努力をしなければ、21世紀末には世界の気温が今よりも3.3~5.7度も高くなると考えられている。もしそうなった場合次のような事が考えられる
大雨の増加や台風の大型化・水害・命や家を失う人の増加 高温や干ばつによる被害の拡大(農作物・水産物の減少による食料不足・熱中症・感染症による健康障害を受ける人が増加) 海面の上昇 陸地が少なくなることで農地を失ったりその土地に住めなくなったりする人が増加 熱帯・亜熱帯の国の範囲が広がる。多くの生き物が住む場所がなくなったり食料が減少することによる絶滅の危機にさらされる生き物が増加
これらの状況を変えるためには
<緩和策の例> ・再生可能エネルギーの活用
・森林を増やす ・節電・省エネ
・温室効果ガスを減らす ・エコカーの普及
「適応策」
「地球温暖化」の影響に備えて、できるだけ被害を少なくすることを心がける。熱中症や感染症による患者増加、健康被害を防ぐため、予防策や対処策を強化する
豪雨による河川氾濫、土砂災害などによる被害を防ぐため、インフラを整備する干ばつや洪水による水不足、水質の悪化に備え、ダムや浄水施設を整備する
高温に強い農作物の品種開発や、農業施設の整備を行う など
各家での節電を心がけ、緑(ゴーヤを植えたりして)のカーテンを作ったり、食品ロスを減らし、物を大切に使い、一人一人が熱中症に備え、災害に備える。
我々の世代で未來の子供達にも綺麗で快適な自然を取り戻したい。そのためには?どうすれば良いのかを常に考えてゆきたい。



コメント