このブログは「施設暮らしの人・仲間を励ますため」に書くつもりです。風景な寂しい施設でも、仲間がいれば寂しい生活も気持ち軽やかに暮らせます。年を重ねて行けば分かってくることです。
私は当事者目線でこのブログを書いています。施設暮らしの私に出来る事は施設サイズで物事を見、考えることです。集団生活に基準に置くしかありません。まず私の生活空間ですが、部屋は10畳未満。狭いと言えば狭いし、そうでもないのかもしれない。もうあまり活動的ではない自分はこの位で十分。お墓よりは広いからね。
この施設には既に何人かのお年寄り達が暮らしています。皆80~90代のお年寄り。ある方は認知症のレビー小体型認知症、話す言葉は真面なのですが、意識が飛んでしまうと、どこに行ってしまっているのかが分からなくなり、お相手ができません。それでも彼女は話相手が欲しいので、介護員や話せる方を追いかけます。かまって欲しいのでしょう。ですから、彼女が大声で、ヒスを起こすと周囲の方達は驚き、迷惑になってしまいます。
ある方は視力を失っておられます。ですから、常時誰かが、側にいないと不安になるらしくいつも「来て!来て」と叫んでいます。あるいは「ちょうだい」「ちょうだい」と叫び続けます。皆不安なのです。独りで取り残されるのが怖いんです。こんな寂しい施設でも、私のブログを目にし少しでも明るくなれて、幸せな気持ちを持ってくれればと思います。私にはその位のことしか出来ません。それでも何もないよりは良いと思っています。道端に咲く小さな花のように・・・
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