一昔前、春・夏・秋・冬の季節が確実に巡ってきました。最近は季節がバラバラです。春に夏のようであったり、梅雨が短かったり、夏が熱帯のように暑かったりで、今まで四季にそっと抱かれていた我々は大いに戸惑っています。15~16Cのシェイクスピアのセリフにも「季節が不順になると何か良からぬこと(謀反・恐ろしい事件)等が起こる」とあります。当時のプトレマイオスの信仰によると地上の辺々地異は天体の異常と呼応するそうです。これをコレスポンデンス(万物照応)と称し哲学者・神学達は信仰していました。ソ連のマルシャーク(1887~1964)も『森は生きている』の中で季節の循環を讃えています。無暗やたらに人間どもが戦争など諍いをして宇宙の秩序を乱すのは(神が創造した秩序を壊すことで良くない)ことを教えています。そんな宇宙観・秩序感はどこに行ってしまったのでしょうか?確かに私達はいつのまにか無秩序が状態になってしまった世に生きるようになってしまいました。それも段々に無感覚になるようです。
少なくとも昭和時代にはある秩序感があったようです。それをどう呼ぶかは後世の人に任せましょう。最近「昭和レトロ」が流行っているようです。建築物、服(色、柄、デザイン)あらゆる物品(ガラスのコップ、電気機器の図柄のデザイン)等です。令和の鋭い無機質なAIを駆使したデザインを、心地よいとは感じない我々は途方に暮れています。
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