猛暑日には?

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   今日も朝から暑い。この暑さは40℃近くで異常。日中の町には人影が見当たらない。外にいると熱中症になりそうで外には出ないようにするしかない。こんな日は外に出ないで室内で暮らすしかないようだ。運動不足は秋にでも取り返せば良い。

   一昔前の昭和(1926~2019年)の夏の風景は今とはかなり違っていた。朝涼しく里芋の葉には朝露が光っていた。蜘蛛の巣も朝露を真珠のように飾り綺麗で見惚れた。夏の朝の爽やかさは香ばしく一日の始まりに相応しい空気だった。日中の温度は多分高い日で25~27℃位。30℃を超えると真夏日と言った。猛暑日という言葉は2007年に予報用語改定されるまではなかった。

   このような気候になるまでの歴史は人類の歴史そのものである。太古の昔から幾度となく繰り返されてきた温暖化。これはここでは要約出来ない。YTを調べてください。

   人類が自分たちの生活を豊かにする為の工業化、それによって排出される二酸化炭素を始めとした温室効果ガスによる地表の温度上昇が主因となる異常気象とも言える気候変動を生み出している。二酸化炭素と温暖化の関連性は1889年にスウェーデンの科学者により指摘されている。二酸化炭素を削減しなければ大変なことになる。パリ協定に先立つ京都議定書は1997年12月に京都で開催され国連気候変動枠組条約第3回締約会議(COP3)で採択され2005年2月16日に発行され国際的に温室効果ガス削減を規定した最初の枠組で地球温暖化対策の第一歩として高く評価されている。1990年の6種類の温室効果ガス総排出量を基準として2008年から2012年の5年間に先進国全体で少なくとも5%削減を目指すこととされている。温室ガスを平成20~24の5年間に6%削減する目標を掲げている。この後継となるのがパリ協定である。

   パリ協定は第21回気候変動枠組条約国会議が開催されてフランスのパリにて2015年12月12日に採択された、気候変動抑制に閑する多国間の国際的協定パリ協定では「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より低く1.5℃に抑える努力をすること」が目標として挙げられ先進国・途上国を問わず温室効果ガス排出削減に向けた取り組みを求められている。パリ協定の採択を契機に様々な企業が脱炭素経営に取り組む動きが増えてきている。

  ヒートアイランド現象(コンクリート・アスファルトは50~60℃位になる。両方とも熱を貯め込む性質があり、高層ビルの上の天空率が低いため地上の熱がこもりやすい。人口排熱・エアコン・車の排気熱が原因)は電気を使用する以上なくならない。節電の試みも試す価値はあるのではないか? 数年前、確か節電を余儀なくされ我が町では商店内の照明が少し抑えられた期間があった。店内は普段よりいくらか暗くなったが買い物もレジも普段通り動いた。いつもが明るすぎたのだと思う。日中から煌々と明かりがついている必要はない。だが再び、節電期間が終わると又煌々と明かりがまぶしくなった。もったいないのでは?各店が少しづつ電気を節電すれば大きな節電になるはずなのに。こうした小さな努力を重ねれば「塵も積もれば山となる」。役所だって昼間から煌々と明るくなくても良いのでは?このようなところからの努力なら我々一般都民も協力出来る。

   区で町に休息所を設けて欲しい。買い物中に5~10分でも休憩できる涼しい場所があれば我々は助かる。熱中症も防げるはず。小さな一歩を始めたい。



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