施設生活を余儀なくされて早5年目になる。認知症患者の多いここ特養では私は若いほうだし頭もクリア。在宅でも生活しようと思えばできるのだが自ら施設に入っているのは介護を身内にではなく他人に頼まなければならないから。食事の介助は不要だが入浴には介助が必要。トイレでの弱冠の介助が必要だし深夜の介助は絶対必要。という訳で施設生活をするしかない。ここでの生活はここの規則に従ってしなければならない。集団単位なので個人の要求は2の次になるか、無視される。介助の場面でどうしても必要なのは介護員の手。ゆくゆくはロボットの手を借りなければならなくなるのだろうが、ロボットに人間の介護が出来るのか?介助にはやはり人の手が欲しい。ロボットの金属質の手で肌に触れて欲しいとは誰も思わないのではないだろうか?不器用で下手な介助より正確な動きをするロボットのほうが楽と感じる人もいるに違いないが・・・人肌のロボットが丁寧に介護してくれればこちらも無駄な気使わずにすむ。介護現場でのロボット導入はそう遠くはないはず。超高齢化に向けての対策の一環としての介護用ロボット開発に政府は資金を投入して欲しい。人材不足も踏まえての要求。優しい手がどこでも必要なんだ!若いエンジニアが積極的にロボットを研究しれくれたらなと夢みている。一人一人の身体コンディションを把握してくれている(これはデータ入力)ロボットに介護を委ねてもよくなれば施設側も楽になるのではと思うが・・・
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